野焼き陶芸教室 Report
2002年12月~2003年1月にかけて行ないました。
アミエルプロジェクトが陶房・六九窯(主宰/望月鏡楓)氏の協賛を得て、このほど「野焼き陶芸」の体験教室を開催しました。これは、そのご報告です。世に陶芸教室は数多く存在しますが、原始的な「野焼き」は、素人には実現が難しいので、今回の講座は貴重な体験となりました。焼き物作りは生活の一部ですから、そこに参加する人々の姿も生きた生活の断片でもあります。
この教室は、掘る、創る、焼くの3段階全行程を3回に分けて実施したものです。
その第1回目は12月21日(土)。この日冷たい雪混じりの雨空の下で、老若男女約10名の参加者が粘土(山土=やまつち)の採集を行い、その寒さをも跳ね返す熱意に燃えて、終始和やかに講座のスタートを切りました。通常は砂を混ぜたり粘土を混ぜたりしながら最適な陶土にしていくものですが、今回は掘り出したそのままが使える非常に珍しい土地からの採取でした。
受講者はこの土を持ち帰って、任意の作品を制作し、次回の教室に持参して講評を受けることになりました。飯能市の農家に裏山にお邪魔し、そこで土を掘ったのですが、帰りにはお茶など、ご馳走になり昔話なども聞かせて頂きました。ありがとうございました。
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| いよいよ3回目1月25日(土)は野焼きの日です。快晴に恵まれた穏やかな日に、三々五々作品を持って集まった受講者は、期待に胸をふくらませていました。地面に作った窯にもみがらを撒き、まきを積んでいよいよ火をつけます。作品をまわりに並べ、徐々に火に近づけながら、火勢がおさまったところで作品を載せていきます。最後に枯れ草とトタン板をかぶせて、3時間ほど置くと、いよいよ完成です。こんな簡単なものでも1000度近く温度が上がるというのは驚きです。焼けるまではバーベキューなどをしながら楽しい時間を過ごしました。おそるおそる灰を除いてみると、赤や黒に焼けた、たくさんの作品が顔を出しました。たたくとキンキンと音がする立派な焼き物です。一番大きな猫の置物は残念ながら一部割れてしまいましたが、あとはなんとかうまくいきました。できあがった作品を大事そうに持ち帰る参加者の面々でした。 | |||||
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